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2018.11.21

ギックリ腰対策

この時期に多くなる痛みの代表的な症状

憎き「ギックリ腰」

寒くなりかけてまだ身体が寒さに対応しきれない状態の時

知らぬ間に身体を冷やしてしまい

腰周りの筋肉を硬く緊張させて

血流を悪くさせることにより

腰周りに激痛を引き起こします。

経験者であればこの辛さはわかるでしょうが

未経験の方にとってはイマイチピンとこない症状だと思います。

見た目にも切れたり、血が出たりしてるわけでもなく腫れ上がっているわけでもないので

なかなかその痛みを理解してもらえないケースが多いようです

ちなみに私は恥ずかしながらギックリ腰経験者ですから

その痛み、まさに痛いほど共感出来ます笑

さてそんな「ギックリ腰」

次に挙げる対応策である程度防ぐことが可能です。

1「こまめに動かす」

ギックリ腰の一番の原因は、筋肉の硬さにともなう血流の悪化です。

これを引き起こす最大の要因は

「同じ姿勢、同じ動作」の繰り返し

です。

例えば、草むしり、掃除機がけ、デスクワーク、長距離運転など

挙げればキリがないくらい。

これら全てをやめなさいとは言いません。

ただ、長時間続くと症状がドンと出やすいので

意識的にこまめに身体を動かすことが大事になってきます。

そんなに難しい動きではなくて、ちょっと合間に腰を回す、脚を屈伸してみる、背伸びをしてみるなんてことでいいのです。

要は固まってしまう前に動かすことで血流が悪くならないようにしてあげればいいのです

スマホのタイマー機能などを使って強制的に合間に動かすようにするといいかもしれませんね。

ちなみに、ふかふかのソファに半ケツで座って長時間スマホは最悪です。

高確率で腰が爆発します。

なぜわかるかって?経験者だからですよ笑

 

2「普段から体操を行う」

筋肉は普段から小さい動きしかしていないと

「あっ、俺そんなに動けなくても大丈夫なんだ」って勘違いを起こして

どんどん硬くなり、関節の動きを狭くしてしまいます。

当然このような状態の筋肉では血流が悪くなりやすいですよね。

ベースとして身体がそんな状態では

ギックリ腰を何度も繰り返してしまうなんてことも多々見受けられます。

これを解消するためには

毎日、日課のように関節を大きく動かす体操を取り入れることです。

特殊な体操じゃなくて結構です。

誰もが知ってる、全身を動かせて効率よく筋肉を伸び縮みさせられる魔法の体操があります。

そう、レディオ体操です(ラジオ体操ともいう)

気づいた時に、というレベルではなく

毎日必ず!くらいの勢いの方が効果は出やすいと思いますので、無理のない範囲で行ってみてください。

 

3「定期的なケア」

通常、皆さんが当院のような治療院を利用する時ってどんな時かというと

「痛みがある」時だと思います。

たしかに痛みが強い時には「なんとかしてくれー」ってなりますよね

では、「痛くない」時は身体はなんともない状態なのか?

答えはノー!です

「痛みがある」っていうのは、

身体が「もうこれ以上は耐えられませんよ!社長!」ってなってしまっている状態です。

非常事態ということです。

では「痛くない」とはどういう状態かというと

「結構きついけどまだ耐えられますよ!社長!」っていう状態です。

学生さんのように筋肉の状態も柔らかくて

本当にいい状態で「痛くない」ということもありますが

我々のようにとっくに学生時代を終え

世間の荒波に揉まれまくっているような人たちは

「痛くはない。でも身体は結構ガタ来てます。」っていう状態がほとんどです。

ですから、「痛くない」時でもしっかり身体をケアしてあげることが大切なのです。

実はこの「痛くない」という状態でも、治療を受けると

「えっ!そこメッチャ痛い!なに!?」

みたいなところがたくさんあったりします。

治療を受けることで始めて自分の身体の状態が把握できるというメリットもありますし

把握できていれば対処しやすいといういい循環を生み出すことも出来ます。

 

以上の3点が今回おススメする

「ギックリ腰」の対処法です。

実はこの対処方法、ギックリ腰以外の症状でもそっくりそのまま当てはまるんですけどね

 

まれに急激な腰の痛みが、重い内臓の病気から来たりする場合もありますので

全然痛みがひかない。

なんかいつもの痛みと違う。

と感じた場合には、念のため医療機関で検査を受けることをお勧めします。

検査の結果、内臓には異常がないということがわかれば

筋肉に対する治療を行っていけばいいと思います。

少し長くなってしまいましたが、何かしら皆さんの参考になれば幸いです!

いしかわ鍼灸整骨院  院長

 

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