こんにちは、いしかわ鍼灸整骨院のブログを担当している仲塚です。
皆様、慢性的な腰痛だからといって運動を蔑ろにしていませんか?
なぜ慢性腰痛には「運動」が必要なのか?
「腰が痛いのに運動して大丈夫ですか?」
これは、慢性腰痛の患者さんから非常によくいただく質問です。
結論から言うと、慢性腰痛の改善には運動がとても重要です。
むしろ、運動をしないことが慢性化の原因になっているケースも少なくありません。
今回は、
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なぜ慢性腰痛が長引くのか
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なぜ運動が有効なのか
についてお話しします。
慢性腰痛の正体は「筋肉と脳の問題」
慢性腰痛(3か月以上続く腰痛)の多くは、
骨や椎間板の異常だけが原因ではありません。
現に椎間板や骨に変形、変性が見られても一切症状が出ていないという方は多く、寧ろ骨が変形、変性していくことに関しては、加齢によって抗いようのない事象とも言えます。
そして実際には
筋肉の硬さ
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筋肉の弱化
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体の使い方のクセ(姿勢など)
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動かさないことによる血流低下
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痛みへの不安や恐怖
といった要素が複雑に絡み合っています。
特に重要なのが、
👉 「動かさない (同じ姿勢)→ 筋力低下 &筋肉の緊張→ さらに痛みやすくなる」
という悪循環です。
なぜ安静だけでは良くならないのか?
一時的な急性腰痛では安静が必要な場合もあります。
しかし、慢性腰痛では 安静にしすぎることが逆効果 になることが多いです。
動かさないことで
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腰を支える筋肉(体幹・殿筋)が弱る
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関節の動きが悪くなる
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血流が低下し、回復力が落ちる
結果として、
「ちょっと動いただけで痛い腰」になってしまいます。
運動が慢性腰痛に効く3つの理由
① 腰を支える筋肉が回復する
腰痛の多くは、腰そのものではなく
腹筋・背筋・お尻・股関節周りの筋肉の弱さが関係しています。
適切な運動で
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体幹(インナーマッスル)が安定する
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腰への負担が減る
ことで、痛みが出にくい体になります。
② 血流が改善し、回復力が上がる
筋肉を動かすことで血流が促進され、
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疲労物質が流れる
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酸素と栄養が届く
結果として、
「治る力」そのものが高まります。
手技療法、鍼、ハイボルト療法で血流を改善し、
運動でそれを維持・強化することが理想的です。
③ 脳が「痛くない動き」を思い出す
慢性腰痛では、実際の組織損傷以上に
脳が痛みを記憶しているケースが多くあります。
安全な運動を繰り返すことで、
「動いても大丈夫」という情報が脳に再学習され、
痛みの感じ方そのものが変わっていきます。
運動なら何でもいいわけではありません
ここで大切なのは、
❌ 無理な筋トレ
❌ 自己流のストレッチ
❌ 痛みを我慢して行う運動
ではないということです。
慢性腰痛の方には、
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今の状態に合った運動
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痛みを悪化させないフォーム
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段階的な負荷調整
が必要です。
当院では
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手技、鍼、ハイボルトで痛みと緊張を和らげる
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そのうえで 必要最小限の運動 を指導。JOYトレでのインナーマッスルトレーニング
という流れを大切にしています。
「治療 × 運動」
この両輪がそろって初めて、
慢性腰痛は再発しにくい状態へと向かいます。
まとめ
✔ 慢性腰痛は「動かさないこと」で悪化しやすい
✔ 運動は腰を守る筋肉と回復力を高める
✔ 正しい運動は痛みへの不安も軽減する
✔ 専門家の指導のもとで行うことが重要
腰痛を「その場しのぎ」で終わらせず、
動ける体・痛みが出にくい体を一緒に目指していきましょう。










