2025.05.08

脊柱管狭窄症とは…?

脊柱管狭窄症とは

 脊柱管狭窄症とは脊椎の中央にある脊柱管が狭くなり、神経や血管が圧迫されることにより痛みやしびれが生じる疾患といわれています

一般的にいわれるのが↓

【脊柱管狭窄症の原因】
①加齢による変性
・椎間板の変性(加齢による水分減少)
・骨の変形(骨棘ができる)
・靭帯の肥厚
②先天的な原因
・生まれつき脊柱管が狭い人
③外傷や手術後の影響による原因
・交通事故やスポーツによる脊椎損傷
・椎間板ヘルニアや脊椎損傷の癒着

【脊柱管狭窄症の症状】
①腰痛と足のしびれや痛み
・腰だけではなく、足にしびれや痛みがでる
・立っていると痛み・しびれが強くなり、座ると楽になる
②間欠性跛行(かんけつせいはこう)
・歩行すると腰や足が痛くなったり・しびれがでてしまうが、前屈みで休むと楽になる
・長時間歩けないが、自転車なら大丈夫
③排尿・排便障害(重症レベル)
・会陰部(おしり周辺)の感覚鈍麻 ・膀胱・直腸障害~尿がでにくい
・頻尿・便秘

【脊柱管狭窄症の診断基準】
①問診~間欠性跛行の有無などの確認
②触診などの神経学的検査~筋力検査・痛みの部位・しびれの範囲チェック
③画像検査
・MRI検査~神経の圧迫確認
・X線(レントゲン)~骨の変形・すべり症の有無
・CT~骨の状態を確認

【脊柱管狭窄症の治療法】
1.保存療法
①薬物療法
・消炎鎮痛剤の処方~いわゆる湿布で痛みを緩和させる
・神経障害性疼痛治療薬~いわゆる痛み止めで緩和させる
・筋弛緩薬~一時的に筋肉の緊張を和らげる
②運動療法 ・ストレッチ ・体幹トレーニング
③神経ブロック注射 ・硬膜外ブロック注射~神経の炎症を抑えて痛みを抑える

2.手術療法
 保存療法で改善しない場合や重度の歩行困難・排尿障害が出た場合に手術も視野にいれる
①除圧術~脊柱管を広げ、神経の圧迫を取り除く術式
②固定術~脊椎を固定させる術式

 これらが一般的な脊柱管狭窄症の原因や症状、治療となっています

  • 当院の考え方

 しかし、痛みやしびれを引き起こしているのが100%神経の圧迫によるものといえるのでしょうか?

痛みの原因が神経の圧迫からと言われ、矯正や手術をしたにも関わらず腰痛やしびれが改善されなかったという方は多くいるはずです

もちろん当院でもそういった方が来院される方も多くいらっしゃいます

画像検査では筋肉の状態や、硬さなどはわかりません

ましてや、『しびれ』というワードが先入観として脳に植え付けられてしまい、しびれ=神経というもので痛みを強くさせてしまっているかもしれません

 まずはご自身の痛い箇所を触ってみましょう

立っている状態でも寝ている状態でも痛みがある箇所が硬く緊張していればもしかしたら筋肉の硬さによる血行不良で引き起こされるものかもしれません
(普通の筋肉の状態であれば寝ている時は筋肉は緩んでいるはず)

 なんだ筋肉か( ̄(工) ̄)と思う方も多いと思います

神経や骨の方が重症度が高いと思う方がほとんどだからです

だからこそ盲点であり、画像診断の穴だったりするわけです

凝り固まっているのは筋肉以上に患者様の先入観かもしれません

私たちは専門家ですので確実に原因となっている筋肉に触れることができます

しかし、まだそれでも疑っている方もいるかと思います

 仮に神経からくる痛みやしびれの可能性があったとしても、思うように動けないカラダの状態の時は必ず筋肉の緊張や硬さはおきています

筋肉の緊張や硬さがあるということは血流状態が悪いということです

神経細胞も栄養を補給しないと正常な感覚を届けることができません

それが痛みやしびれという異常感覚につながっている可能性だってあります

 私たちいしかわ鍼灸整骨院のスタッフは、脊柱管狭窄症といわれるものや腰椎ヘルニア、坐骨神経痛といわれる症状で苦しんでいらっしゃる患者様の為に、日々治療を行っております

他の医療機関でよくならなかったけど改善したケースもたくさんいらっしゃいます

お困りの方は一度当院へご相談ください

2025.04.20

5月の休みについて

  • 5月の休診日のご案内

大変申し訳ございませんが5月2日(金)〜6日(火)はGW休業とさせて頂きます。
5月15日(木)16日(金)は院長不在となります。

また4月29日(火・祝)は17:00迄営業しております。
皆様には大変ご迷惑おかけしますが予めご了承くださいますようお願いいたします。

2025.04.15

腰痛を根本的に良くするには~痛みが取れてきたら

 当院では効果的な治療頻度や自宅でのケアの仕方、栄養指導をさせていただいてます

 

『痛み』というのはカラダのサインです

 

痛みがない状態といっても、もともとの筋肉の硬さがとれたとはいえません

 

もともとの筋肉の質というものを変えていかないとまた同じように再発してしまい、繰り返してしまうと治りにくいカラダになっていきます。

 

 これからは痛みがでないように普段の生活習慣の見直し・改善や、姿勢の改善が必要になってきます

 

例えば↓

 

【生活習慣の改善】

・必要な栄養摂取

・効果的な摂取時間

・姿勢の意識

・リラックス時間の確保など

【生活・職場環境の見直し】

・デスクワークであればこまめに立ち上がったり、動きを入れて凝り固まらないようのする

・職場温度の設定変更

・寒暖差対策 ・家事分担  など

【トレーニングやストレッチ】

・インナーマッスルトレーニングを普段の生活に取り入れる

・ヨガを始める

・お風呂上がりに簡単なストレッチ  など

【睡眠の質の見直し】

・睡眠時間や入眠時間

・睡眠前の食事の取り方  など

 

見直しですので、変更できない点は無理してすることはないと思います

ですが、再発しないようにできる限りカラダのケアは取り入れてください

具体的な栄養についての知識や、ストレッチの方法などはスタッフまで相談していただけるとお答え致します

 

痛みを取るまでも大変かと思いますが、痛みが取れてからがスタート地点と思って下さい

2025.04.07

腰痛を根本的に良くするには~治療を始めよう

 腰痛の原因が筋肉の硬さからくる血流の悪さだと仮定して話は進めていきます

腰痛になってしまった 

または

何回も繰り返し腰痛になってしまっている方(痛みがある無しかかわらず)は、すでに腰・腰と関連する筋肉の質というものが悪くなっています

『痛み』というのはサインです

カラダの悲鳴なのですから早めの治療をおすすめいたします

  • 当院での施術

 当院での施術は、まず痛みの原因となる箇所を触診や動作で確認し、原因筋を特定していきます

そののち、原因筋と関連する筋肉全体的に手技施術していき

  • 直接筋肉に刺激を入れることが可能な鍼施術

または

  • 広範囲で筋肉の奥まで届くハイボルト施術

を施していきます

 血流状態が悪くなってしまっている筋肉は、特に深く頑固な硬さになっていることがほとんどですので、上記の2つのどちらかを選択して施していきます

これらの施術をして一度で痛みの軽減や改善がされた方も稀にいらっしゃいますが、それは一時的なものですので本当の意味での改善ではありません

はじめのうちはあまり日をあけず施術していくことが重要です

今まで何年も何十年もの硬さがすぐとれるということはないからです

硬さや疲れも蓄積していくように 治療も積み重ねていかないと意味がありません

腰が痛い方で
症状が強い方
慢性化している方
症状を繰り返している方

は自宅ケアや筋トレだけでは腰痛は治りません

専門機関にてしっかりと治療をすすめることではじめて効果を実感していくはずです

本当に腰痛とおさらばしたいのであればしっかりと治療を始めていきましょう

2025.03.20

4月のお休みについて

4月17日(木)18日(金)は研修参加の為、石川不在となります。

また、4月29日(火)は通常祝日の為休診ですが、17:00迄予約受け付けております。

予めご了承頂きますよう宜しくお願い致します。

2025.03.17

腰痛を根本的に良くするには~腰痛の原因とは

腰痛と聞くとどこが原因で痛くなっているか考えていきましょう

 

腰痛の分類に関しては違う記事に載せてありますが端的にいうと

 

骨や神経がおかしくなって痛みが出ているのか?(特異的腰痛)

 

筋肉や靭帯という軟部組織というものが悪くなって痛みがでているのか?(非特異的腰痛)

というところが主になっきます

 

率直にいいますと、腰痛の1番の原因は筋肉が影響を及ぼしているケースがほとんどです

 

当院でも患者様もほとんどが筋肉が硬くなり筋硬結(筋肉が硬くなってしまい柔軟性が乏しくなっているもの)をおこして血液循環が悪くなったことにより痛みを訴えて来院されます

 

筋肉本来の作用や目的は 収縮と伸長という伸び縮みの動きをして腰でいうと前屈みになったり、腰を反らす動きや捻りの動作をします

 

また、姿勢を保つようにずっと力が入っている状態を頑張ったりするのも筋肉の役割です

 

そして、筋肉が動くことで筋ポンプ作用が作用して末梢からの血液が運ばれて心臓に運ばれてくるのです

 

筋肉が疲弊してしまい硬くなってしまう主な原因は

 

・長時間の同じ姿勢の保持  (デスクワークや立ち仕事)

・繰り返し同じ動作  (力仕事やトレーニングの過度のしすぎ)

 

などにより知らないうちに疲労が溜まり、痛みを出してきます

 

また、睡眠の質が悪くなったりホルモンバランスが悪くなったり、栄養過多・不足によっても自律神経の調節がうまくできなくなることで 交感神経優位(筋肉が緊張しやすくなる状態)になり筋肉の質が悪くなり硬くなります

 

 腰痛の原因となってくる筋肉は主に脊柱起立筋や腸腰筋が絡んできます

 

座っている時や立っている時に無意識に姿勢を維持しようとして頑張っているのがここの筋肉です

 

これらの筋肉を抗重力筋と呼ぶのですが、何気ない生活の中でも何年も何十年も疲労が溜まることで血行不良をおこし、筋肉が硬くなり痛みの物質が蓄積されて痛みがでてきてしまいます

 

もちろん、比較的若い世代の人でも様々な要素が重なり、筋肉が硬くなり腰痛がでます

 

今、「痛み」というサインがなくても腰の筋肉は疲労物質が溜まっていているはずです

 

カラダのケアに、『遅い』はあっても『早すぎ』はありません。 今一度、自分のカラダと向き合ってはいかがでしょうか

2025.02.28

腰痛を根本的に良くするには〜腰痛の分類

腰痛の分類ってどれくらいあるかご存知でしょうか?

腰痛には様々な種類があって、原因や症状の特徴からいくつかの分類に分かれてきます

自分がどの分類に入るのかを知ることで自分のカラダをどうしていくべきかがわかってくるはずです

一般的に分けられる分類としては

経過による分類
原因による分類
痛みの性質による分類
生活環境・職業環境による分類

                に分かれてきます

①経過による分類~急性か慢性、それ以外


⑴急性腰痛
・一般に発症から4週間以内の腰痛のこと
・ぎっくり腰(急性筋筋膜性腰痛)などが該当する
・重いものを持ち上げたり、不意な動作・咄嗟の動作(くしゃみなどでも)にて発症することがある
⑵慢性腰痛
・3ヶ月以上、ずっと気になる腰痛
・腰背部の筋肉の硬結、椎間板の変性、ストレスや心因的要因が関与することが多い
⑶再発性腰痛
・一度治ったと思ったのに再発を繰り返してしまうもの
・姿勢や生活習慣、仕事環境などの改善が必要となるかも

②原因による分類~腰痛の原因が特定できるか


⑴特異的腰痛(原因が特定できるもの)=腰痛全体の約15%
・椎間板ヘルニア:腰椎の椎間板が飛び出て神経を圧迫する事で痛みや痺れおきるとされている
・脊柱管狭窄症:加齢などにより脊柱管が狭くなり、神経を圧迫する事で痛みや痺れ・歩行障害などがおきるとされる
・圧迫骨折:骨粗鬆症などにより脊椎が潰れることで腰痛がおきるとされる
・感染性の腰痛:細菌感染による炎症が原因で腰痛がおきる
・腫瘍が原因による腰痛:脊椎やその周囲の腫瘍が神経を圧迫することで腰痛がおきる場合がある
・その他、内蔵疾患による腰痛:内蔵の疲弊により内臓自体が硬くなり筋肉や骨を圧迫して腰痛をひきおこしたり、胃潰瘍や慢性膵炎、急性腎盂腎炎などで腰痛がおきたりする
⑵非特異的腰痛(原因が特定できないもの)=腰痛全体の約85%
・多くは筋肉や関節の問題が多いとされる
・筋肉の緊張や姿勢の悪さ、ストレスなどでの心因的要因が影響

③痛みの性質による分類


⑴神経障害性による腰痛
・しびれや電撃痛を伴うものといわれる
・例:坐骨神経痛、脊柱管狭窄症
⑵炎症性腰痛
・朝のこわばりがある
・休んでも痛みが変わらない
・例:関節リウマチ、強直性脊椎炎
⑶機械的腰痛(動作や姿勢によって変わるもの)
・動くと痛いが、安静時は痛みがやわらぐもの
・例:筋筋膜性腰痛、椎間板ヘルニア、変形性腰痛症

④職場環境・生活環境による分類


⑴職場環境によるもの
・デスクワークや長時間の座位姿勢によるもの
・立ち仕事・重労働
・運転(長距離ドライバーなど)
⑵生活環境によるもの
・寝具(マットレス、枕など)
・住環境・気温や湿度の変化
⑶心理的・社会的環境によるもの
・ストレスやメンタルの影響  

 ただ単に腰が痛いというだけでも、いろいろな環境要因や原因箇所、種類に分けられていきますので

まずは自分で

①急に痛くなったのか、慢性しているのか、もしくは繰り返し痛みが出たのか
②どこから痛みがきていそうか考えてみて
③痛みの種類を探って
④専門機関に相談           

         をしていきましょう

ただし、数ある様々な治療院や、整形外科によっては腰痛の捉え方が全く違ってきます

自分に合った治療院や病院選びも重要になってくるかもしれませんね

当院ではさまざまな腰痛でお悩みの方が来院していますので、ぜひ一度ご相談にいらして下さい

 

いしかわ鍼灸整骨院 斎藤

2025.02.28

3月のお休みについて

3月20日(木)は祝日の為、休診とさせて頂きます。
又、3月6日(木)〜8日(土)は研修参加のため石川不在となります。
予めご了承いただきますようそよろしくお願い致します。

2025.01.20

2月のお休みについて

2月11日(火)、24日(月)は祝日のため休診とさせて頂きます。
又、2月5日(水)6日(木)は研修の為、院長石川と斎藤が不在となります。
あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。

2024.12.25

1月のお休みについて

1月13日(月)は祝日のため休診とさせて頂きます。
又、1月11日(土)は研修の為、院長不在となります。
あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。

1 2 3 4 5 6 9
24時間LINE予約受付中24時間LINE予約受付中

※診療時間外のお問い合わせについては、翌営業日以降に返信させていただきます