こんにちは🌞いしかわ鍼灸整骨院のブログを担当している仲塚です。
早速ですが、皆さんテニス肘という言葉を聞いたことはございますか?🎾
- テニスという名前を冠していますが、テニスをしていない、スポーツもあまりしないという方でも良く起きる症例です。
今回はそのテニス肘についてお話して行きます。
❶テニス肘は「肘の炎症」だけじゃない?実は“筋肉の緊張”が大きな原因に
「肘の外側が痛い」「ペットボトルのフタをひねるだけでズキッとする」
そんな症状がある方は、いわゆる “テニス肘(外側上顆炎)” かもしれません。
テニス肘という名前ですが、実際には スポーツをしていない方にも多く見られる症状 です。
キッチン作業・デスクワーク・育児など、日常生活の中の「手を使い過ぎる動き」が原因になることが少なくありません。
❷痛みの原因は「肘」ではなく“前腕の筋肉の緊張”
テニス肘は、肘の外側に付着している 前腕の伸筋群(手首を反らす筋肉) に負担が溜まると筋肉の血液循環が悪化し、酸欠状態を起こします。
すると筋肉の付着部である外側上顆にも次第に痛みを感じ、肘の骨が悪くなったのか?と考え始めます。
つまり…
🔍 肘が悪いのではなく、前腕の筋肉が過緊張していることが根本原因
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長時間のパソコン作業
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重い荷物を頻繁に持つ
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手首を使う細かい作業
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スマホの長時間使用
これらが続くと、前腕の筋肉が硬くなり、肘の外側に負担が集中してしまいます。
❸筋肉治療・鍼・ハイボルト治療器で“筋肉の緊張”にアプローチすると回復が早い理由
テニス肘は、症状が長引きやすいのが特徴です。
そのため、痛いところだけをケアするのではなく、前腕〜肩の筋肉の緊張をとること が改善への近道です。
当院では、
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前腕の筋緊張をゆるめる筋肉治療
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痛みを和らげる鍼治療、ハイボルト療法
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再発予防のストレッチ・セルフケア指導
など、原因に合わせた施術で症状の改善をサポートします。
日常生活でできる簡単セルフケア
✔ 前腕のストレッチ
手の甲を掴んで手首を内側に倒し、前腕の外側を伸ばす。
✔ デスクワーク中はこまめに休憩
30〜60分に一度、手首・肘・肩を軽く動かすだけでも負担が軽減します。
✔ 重い荷物は片手で持たない
特に買い物袋や子どもを抱える動作は、痛みを悪化させます。
まとめ
テニス肘は「肘の炎症」だけが原因ではなく、
前腕の筋肉の緊張が引き金となって起こる症状 です。
痛みを我慢して使い続けると、回復までに時間がかかることもあります。
「最近、肘の外側が痛い…」という方は、早めにご相談ください。










