ブログ

2025.12.05

テニス肘【外側上顆炎】

こんにちは🌞いしかわ鍼灸整骨院のブログを担当している仲塚です。

 

早速ですが、皆さんテニス肘という言葉を聞いたことはございますか?🎾

  1. テニスという名前を冠していますが、テニスをしていない、スポーツもあまりしないという方でも良く起きる症例です。

今回はそのテニス肘についてお話して行きます。


❶テニス肘は「肘の炎症」だけじゃない?実は“筋肉の緊張”が大きな原因に

「肘の外側が痛い」「ペットボトルのフタをひねるだけでズキッとする」

そんな症状がある方は、いわゆる “テニス肘(外側上顆炎)” かもしれません。

テニス肘という名前ですが、実際には スポーツをしていない方にも多く見られる症状 です。

キッチン作業・デスクワーク・育児など、日常生活の中の「手を使い過ぎる動き」が原因になることが少なくありません。


❷痛みの原因は「肘」ではなく“前腕の筋肉の緊張”

テニス肘は、肘の外側に付着している 前腕の伸筋群(手首を反らす筋肉) に負担が溜まると筋肉の血液循環が悪化し、酸欠状態を起こします。

すると筋肉の付着部である外側上顆にも次第に痛みを感じ、肘の骨が悪くなったのか?と考え始めます。

つまり…

🔍 肘が悪いのではなく、前腕の筋肉が過緊張していることが根本原因

  • 長時間のパソコン作業

  • 重い荷物を頻繁に持つ

  • 手首を使う細かい作業

  • スマホの長時間使用

これらが続くと、前腕の筋肉が硬くなり、肘の外側に負担が集中してしまいます。


❸筋肉治療・鍼・ハイボルト治療器で“筋肉の緊張”にアプローチすると回復が早い理由

テニス肘は、症状が長引きやすいのが特徴です。

そのため、痛いところだけをケアするのではなく、前腕〜肩の筋肉の緊張をとること が改善への近道です。

当院では、

  • 前腕の筋緊張をゆるめる筋肉治療

  • 痛みを和らげる鍼治療、ハイボルト療法

  • 再発予防のストレッチ・セルフケア指導

など、原因に合わせた施術で症状の改善をサポートします。


日常生活でできる簡単セルフケア

✔ 前腕のストレッチ

手の甲を掴んで手首を内側に倒し、前腕の外側を伸ばす。

✔ デスクワーク中はこまめに休憩

30〜60分に一度、手首・肘・肩を軽く動かすだけでも負担が軽減します。

✔ 重い荷物は片手で持たない

特に買い物袋や子どもを抱える動作は、痛みを悪化させます。


まとめ

テニス肘は「肘の炎症」だけが原因ではなく、

前腕の筋肉の緊張が引き金となって起こる症状 です。

痛みを我慢して使い続けると、回復までに時間がかかることもあります。

「最近、肘の外側が痛い…」という方は、早めにご相談ください。

24時間LINE予約受付中24時間LINE予約受付中

※診療時間外のお問い合わせについては、翌営業日以降に返信させていただきます